パチンコで勝てない人向けのパチンコの勝ち方講座2回目です。
今回は、パチンコの使用玉(使う玉)に関して説明します。
パチンコに限らず、ギャンブルや投資の基本は、使った資金と戻ってくるお金の関係で成立するので、パチンコについても、この使う玉と出玉の関係はとても重要です。
その中でも、まずは、パチンコの投資にあたる使う玉についてです。
では、順を追って説明します。
パチンコでは使う玉を節約できる
パチンコの勝ち方の本質の一つに、使う玉の数を抑えるということがあります。
パチンコの玉は、最高レートで1発4円ですから、無駄打ちを1発やめるだけで4円の節約ができます。
これを、
「たった4円」と思うか、
「1回で4円も」と考えるかで、その人の勝ち負けは左右されます。
1発で考えるとたかが知れていますが、パチンコではこの節約のチャンスがいくつもあって、長い目で見ると、とてつもない金額になっていきます。
例えば、デジパチで大当たりを消化している時には、ラウンド間のインターバルがありますが、1ラウンドで1発の打ち出しを止めることで、確実に1発分の節約ができるとしたら、いくらお金を節約できるでしょうか?
1ラウンドで1発=4円ですから、15ラウンドでは、15発×4円=60円の節約です。
これが一日に10回の当たりであれば、60円×10回の当たり=600円の節約になります。
1年で100日パチンコに行く人なら、600円×100日=60000円(6万円)の節約ができていることになるのです。
スロットでは、レア子役などの取りこぼし防止が、この節約の感覚に近いですが、その機会がパチンコは圧倒的に多いです。
なので、かなり地味で面倒な作業を繰り返すことになるため、まじめに繰り返す人が少なく、そこに差が付きやすくなります。
節約の具体例
オーバー入賞の防止
デジパチのスタートチャッカーは保留が最大で4回の場合が多いですね。
では、5個目が入った場合はどうなるでしょう?
これは、返却される玉は保証されますが、大当たりの判定は無効になります。
せっかくスタートチャッカーに玉が入っても、大当たりを抽選されないなんて、とても大きな損失です。
319分の1で当たるミドルタイプのパチンコ、1回の当たりで平均4500発ほどの出玉を得られる機種(確率変動などを込みでの平均出玉数)の回転1回の価値はざっくりとした計算では14円ほどです。(4500÷319=14.1)
単純に考えて、1発のオーバー入賞をさせると、14円の損失が出るということです。
一日に30回ほどオーバー入賞させれば、30回×14円=420円の損失です。
これが1年で100回パチンコをする人なら、420円×100=42000円(4万2千円)を失ったことと同じです。
このオーバー入賞を防ぐのは、保留が3個貯まったら打ち出しを止める、「保3止め」という技術になります。
パチンコで継続的に勝っている人なら、まず間違いなく、この技術を駆使しているので、保留が4つで打ち出しっ放しの人は、パチンコの負け組み確定と言っても過言ではありません。
それくらい重要で、基本的な技術だということです
パチンコで勝つための第一歩として、保留が3つになったら打ち出しを止めましょう。
これは簡単な技術ですから、今すぐあなたにもできる技術ですね。
ラウンド間の打ち出し止め
意外にやっている人が少ないのは、このラウンド間の止め打ちです。
先ほどの例でも挙げましたが、アタッカーはラウンド間で一旦閉じます。
この閉じた瞬間に通過した玉はどこにも入らないので、完全に無駄玉です。
この無駄玉を省こうとする技術が「ラウンド間の止め打ち」になります。
この技術の少し面倒なのが、打ち出しからアタッカーに届くまでの時間差があるので、ある程度推測しながら行う点です。
アタッカーの閉じるカウント数が10発であったり、9発であったりと機種によっても異なるので、このあたりの情報も知っていなくてはなりません。
やり方としては、アタッカーが閉じるカウントの2,3発手前で打ち出しを止めて、流れ玉がアタッカーの最終カウントするイメージです。
これもかなり地味ですが、やればやるほど4円ずつ節約できますから、是非実践しましょう。
もう一つ注意点です。
ラウンド間のアタッカーの閉じている時間は常に一定ではありません。
また、アタッカーの閉じている時間が一瞬のものもあります。
ですので、すべての機種が同じタイミングでは成立しないことは理解しておきましょう。
例えば、メジャーな機種では、真・北斗無双は、3ラウンド、4ラウンドでアタッカーの閉じている時間が長くなっていて、このタイミングでは数発ずつの節約が可能です。
また、その他のラウンドでは閉じている時間が一瞬なので、止めうちの効果が高くありません。
このように、打つ機種の情報は事前に、又は打つことで理解する必要があります。
大当たりの打ち始めと打ち終わり
ラウンド間の止め打ちとも被りますが、大当たり消化の最初の打ち出しタイミングも重要です。
例えば、「右を狙ってください」のアナウンスと同時に打ち出す人がいますが、まだアタッカーが開いていなければこれは無駄玉です。
パチンコにはアタッカーの解放に時間制限がありますが、そんなに慌てず、アタッカーが開いたのを確認してからでも十分です。
とにかく、打ち出す玉には、確実にアタッカーに入ってもらうように気をつけましょう。
また、アタッカー解放の最終ラウンドも、そのラウンドが最後であることをきちんと分かっておいて、打ち出しを再開することのない様にしましょう。
たった数発を間違って打ち出せば、4円、8円、12円と、打ち出した玉×4円を捨てているのと同じであることを理解してください。
まとめ
使用する玉は、たった1発でも投資のお金そのものです。
1円を笑うものは・・ではありませんが、小額の積み重ねで勝つのがパチンコの特徴です。
数円の節約を楽しめる人はかなりパチンコ向きの性格である一方、パチンコを好む人は、難しい理論が苦手なせいで、あまり深く考えずに打っている人が多いです。
これはある意味チャンスで、打ち手側の競争率はパチスロよりもパチンコの方が低く、ちょっとした技術で利益を出す機会が多い(差が付きやすい)特徴があります。
先ほどの技術を駆使して、1日に1000円(千円)の節約ができれば、1年で100日なら、100000円(10万円)の差が付きます。
1年の終わりに、10万円残っていたら、勝ち組になれないまでも、大きく負けることは避けられる人も多いのではないでしょうか?
ギャンブルでは、当たりを意図的に狙うことはできませんが、使うお金をコントロールすることができます。
こういった地道な積み重ねが、いずれ勝ちにつながるのだということを理解しておきましょう。