競馬の勝ち方

競馬の期待値はレースによっては存在しない 評価と実力の片寄りが大きいこと

競馬で勝つには、その馬の実力と評価(オッズ)の差が大きいことが条件で、そういった馬が多いほど、買い目も増えますし、当然儲かる可能性や金額も高くなります。

ところが、馬の実力と評価の差は、その馬の戦績やタイム、血統、騎手などで馬券購入者が決めることで生まれるため、時には実力と人気がかなり一致していて、どんな買い目でも理論上で儲からないレースも存在します。

ここでは、競馬でのレース選びについて、競馬の期待値の観点から考えてみます。

毎週の重賞を必ず買う人は必ず負ける

競馬が大好きで、毎週末が楽しみで仕方ない人は、メインレースだけでなく、条件戦や新馬戦、時には障害レースも賭けの対象にしているでしょう。

でも、わりと一日中がっつりと競馬をしている人は少なくて、基本的にメインレースだけ、中にはG1レースだけを対象にしている人も多いと思います。

実際、ぼくの会社では競馬をする人は何人かいますが、話題はその週の重賞レースです。

競馬で儲かるための理論は、馬の実力に対して評価(オッズ)が低い場合、つまり勝つ(3着内)可能性よりもオッズの方が高いことで成立します。

この理論は、基本的にそのレースに出てくる馬の情報で決まるため、場合によっては、正しく評価される(されてしまう?)こともあります。

また、競馬の控除率はかなり高いため、最大3頭で実力と評価の差が控除率を超える程度でなければ、理論上の期待値は稼げないことになります。

個人的な感覚ですが、こういったレースはかなり少なくて、毎週の3場開催(全72レース)で多くても5、6レース程度、平均すると3,4レース程度です。

その中に、重賞レースが含まれることは稀で、G1レースとなるとほとんど買う機会がありません。

競馬の理論は、計算で正確に出せる性質ではないので、これらを証明することはできませんが、実力と評価の差が馬券を買うに値する程度離れているレースが重賞レースとは限らないことを考えれば、儲からないと踏んだレースには手を出さない方が無難です。

「重賞だから」

「G1だから」

という理由は競馬で稼ぐ要素とは関係がないので、きっちり区分することが大切で、毎週絶対に重賞を買うという人は、かなり高い確率で負けることでしょう。

人気過剰な馬が上位にいるレースは狙い目

これも個人的な見解ですが、上位の馬に人気が過剰になる傾向の馬がいる場合は、対象レースになりやすいと感じます。

というのも、元々上位人気の馬は勝つ可能性が高いわけで、馬券が買われる数も多いです。

そこからさらに馬券が多く買われているということは、相対的にその他の馬の評価が下がっている(馬券が買われていない)ことになり、この人気の馬が馬券に絡まない時には、その影響が大きくなります。

競馬では、1番人気でも勝つ確率は平均で30%超程度しかなく、2番手、3番手ではさらに低くなります。

上位人気で評価されていない馬を購入の対象として探すよりは、過剰評価で馬券が外れることを期待したほうが、確率的にも楽しめます。

また、上位人気の馬は、それだけで配当が低いので、例えば、1番人気を軸にすると、馬券が外れた時の損失が大きいですし、当たった時も大して儲かりません。

1番人気で過剰に評価されるような馬、例えば前走でぶっちぎりで勝っていて、そのレースでトップジョッキーが乗る予定、同じコースで勝ちの実績があり、血統も一流というような、どこから見ても軸から外せないような馬がいれば、かなり高い確率で過剰に評価されます。

実際には、オッズが低くなりすぎると、「儲けが少ないから」という、本来の評価とは別の心理が働くので、過剰評価になる保証はありませんが、基本的には実力よりも評価が先行するでしょう。

元々その馬は強いので、勝つ可能性も相当高いですが、オッズほどは勝てないはずなので、狙い目となります。

そこそこ強いけれどインパクトのない馬

先ほどの上位人気で評価の方が先行する馬がいるレースだけでは、控除率を超えるレースとはいえません。

その馬が外れたうえで、残りの馬に評価されにくい要素がなければなりません。

馬券購入の判断材料は人にってかなりの要素があるので、一言では説明できませんが、イメージとしては、弱くはないけれど、勝てそうもない馬が理想です。

例えば、

「これまで大きく負けていないけれど、勝ち負けのレースもしていない」

「前走でトップジョッキーが乗ったけれど、結果が出ていなくて、今回は新人ジョッキーに替わった」

「休養明けで好走の実績がなく、今回も休養明け」

など、競馬予想で一般的に不利とされる要素が多い馬がいればその馬が狙い目になります。

ただでさえ、上位人気の馬が過剰に評価されているところに、こういった評価されにくい馬が同時にいれば、当然、いつも以上に評価が片寄ります。

まとめ

競馬では、仕組みにオッズが組み込まれているので、ある馬の評価が過剰になれば、それ以外は評価が下がります。

控除率が0%なら、ある一頭に評価が集中すれば、それ以外の馬は期待値ありとの判断が下せますが、現実には20%ほどの控除率が存在します。

この目減りしている金額を馬券購入者で取り合いをしている以上、大多数の馬券購入者が考えそうな買い目では、長い目で見て、儲けは絶対に出ません。

控除率を超えて儲けるには、かなり評価が片寄る必要があり、アナログな表現をすると、特定の馬が人気過剰で、特定の馬の評価が著しく低いレースを探すことが必要です。

そして、そういったレースは多くの人が注目するメインレースとは限らず、広い目で対象を探すことも大切です。