パチスロの成績を仕事帰りと、休日に分けた時、あなたはどちらの方が稼いでいますか?
逆に勝てていない人は、どちらの負け額が多いでしょう?
運よく設定を掴んでしまえば長時間打てますし、台を選ぶ時間などにも余裕がある分、理論的には休日の方が効率よく打てるはずです。
でも、意外と休日稼動が足を引っ張っている人が多いのではないでしょうか。
ここでは、休日と仕事帰りの稼動を比較して、休日稼動が収支を悪化させている原因について触れてみます。
休日稼動の最初の台選び
あなたは、休日稼動の最初の台選びに、「設定狙い」と「天井狙い」どちらを選択していますか?
「好きな台を打つ」とか、「新台を選ぶ」は副業的には論外なので省きますが、意外と「設定狙い」をしている人は多いと思います。
開店に合わせてホールに行き、最初に選んだ台が高設定だった場合、残りの時間は理論的なプラス域が約束されるわけですから、戦略として間違ってはいないと思います。
でも、ギャンブルを副業として考えた場合、あまり有効だとは思えません。
やはり、高設定狙いは低設定を打ってしまう可能性がある分、リスクが避けられないのです。
設定狙いのリスク
せっかくの休日で時間もあります。
高設定を掴んだ時の見返りの大きさから、設定狙いにシフトするのも、気持ちとしては分かります。
ただ、昔と違って、設定がプレイヤー側に開示されないので、収支のみが証拠になり、儲かっていないようなら、方法として間違っていると考えざるを得ません。
要は、休日最初に選んだ台が低設定である可能性の方が断然多いために、結果として儲かっていないのです。
何度も記事にしていますが、設定狙いは、看破するまでに低設定を打つことが避けられないという最大のリスクがあります。
しかも、ホールに設置された台の大半が低設定であり、高設定をお店が入れる義務もありません。
不確かな状況にわざわざチャレンジするのは、その行為自体がギャンブルです。
仕事帰りでは割り切れる分冷静でいられる
パチスロで稼ぐということに対して、仕事帰りなら設定狙いが向かないことは理解できると思います。
設定があるかも分からないのに、残り数時間で設定を捜し歩くなんてことは、負けを宣言するようなものです。
打てる時間が少なく、方法を制限されるのは、一見不利に思えますが、無駄な行動もしなくて済むので、冷静に対処しやすくなります。
仕事帰りにホールに入って、ゲーム数しか頭になければ、数字の管理だけなので、失敗もありません。
仮に設定を意識することがあるとすれば、確定演出が出た時だけで、そのときはラッキー、もしくは休日に出てほしかったというちょっとした悔しさくらいで済みます。
仕事帰りに天井狙いだけをしている人は、収支が良い方に安定している人が多いと思います。
休日最初の台も天井狙いで
収支をつけているなら、仕事帰りと休日に分けて結果を見てみましょう。
つけていない人は、体感的な判断でも構いません。
もし、休日稼動で儲かっていない、とか、負けているなら、休日の設定狙いはやめておきましょう。
おそらく、設定狙い、もしくは、設定を意識していることが儲からない原因になっているはずで、止めれば収支は改善するはずです。
現在の6号機は、多くの台で毎日リセットがかかる可能性が高いので、朝一や宵越しの天井狙いには向きませんが、5号機の一部が残っているので、そちらをターゲットにしましょう。
朝一天井狙い以外の方法
5号機の台数も少なくなってきて、戦略的に苦しいなら、パチンコを対象にするのも有効です。
パチンコのメリットとして、釘読みができれば見た目で失敗を避けることができます。
パチスロは打って確かめないと設定看破ができませんが、パチンコは打つ前に回転率にめぼしを付けられます。
パチンコの釘読みなんてできるわけないと思うかもしれませんが、毎日同じ台を繰り返し見ていると、大きく変わった時にはある程度わかるようになります。
パチンコもどうもできそうもないというなら、思い切って朝一からの稼動をやめましょう。
昼からのんびりホールに行って、仕事帰りと同じ考え方で天井狙いのみをするのです。
せっかくの時間がもったいないと思うかもしれませんが、低設定を打たされて、収支を下げるよりはよっぽど効率的です。
目指すのは、パチスロを楽しむのではなく、お金を得るためですので、これくらいの工夫は普通にできなければギャンブルを副業にすることはできません。
長時間稼動のもう一つのリスク
休日に設定狙いをするリスク以外にも、もう一つ長時間稼動で陥りがちな問題があります。
「疲れ」です。
最近になって、とても強く感じることですが、休日で長時間稼動をすると、とても疲れます。
そして、疲れてくると、惰性で台選びをしてしまうことが増えました。
20代の頃は開店から閉店まで、タバコを吸いながらお昼ご飯も食べずにぶっ続けで打ったりしていましたが、今は絶対にできません。
今では、開店から昼の15時くらいで疲れを感じて、集中力も途切れがちになります。
疲れた時点で帰ればいいのですが、なんとなく時間がもったいないのと、どこかでパチスロを楽しみたいという思いがあるのか、つい打ち続けてしまいます。
この時点で負けていたりすると、根拠もなく大きな勝負をしてしまうのは、ぼくだけではないと思います。
パチスロをはじめ、ギャンブルを副業にするメリットには、好きな時に打てて、やめられることがあります。
せっかくのメリットを惰性で放棄しないように、適度なタイミングで撤退することも覚えましょう。
まとめ
何の検証もしていないので、断言はしませんが、休日稼動で収支が落ちている人はかなり多いと思います。
あくまでぼく個人の考えですが、パチスロでは設定狙いは徹底して排除した方が、副業的には正解です。
設定狙いに向くのは、自由な時間ある、専業の方や学生さんの方で、限られた時間で、毎月コンスタントに稼ぎたいサラリーマンがわざわざ勝ちにくい土俵に上がることはありません。
ギャンブルで稼ぐのは技術ではなく、メンタルのコントロールだということを意識しましょう。