つい先日、実家に顔を出したら、母から新築祝いをしたいと言ってきました。
それはそれで気持ちはありがたいのですが、どうも話を聞いていると、孫(ぼくの息子・2歳)のために積み立てている保険を少し変更するようでした。
最終的に損は出ないらしいのですが、何でこんな面倒なことをしてまでお祝いしたいのかさっぱりわかりません。
というわけで、きっぱり断りましたが、ぼくの母はどうもお金の使い方が間違っているような気がします。
事実、ぼくの父はいわゆる高給取りでしたが、今現在はゆとりのない生活です。
母に言わせれば父のギャンブル好きが原因となっていますが、母のお金の使い方にも問題がありそうです。
今回は、実家を見ていて思う、間違ったお金の使い方を記事にします。
見栄っ張り
これは、ぼくもその傾向があります。
デートしかり、後輩と食事しかり、基本的にこちらがお金を出します。
最近は、男女関係なくワリカンも多い様ですが、ちょっと信じられません。
古い考えですが、男女平等といえど、日本の社会では、男の方が稼ぎやすいので、食事くらいは出したいと思います。
ただ、よく考えると、これって自己満足でしかなく、ぼくみたいに知り合いの少ない人なら、そんなにお金を使う機会がありませんが、社交性のある人なら普段からいろんな所にたくさんの人をつれて行くでしょうから、けっこうな金額になってしまいます。
何でもかんでもおごってしまうのは、考えた方がいいと思います。
ケチな人が破産した話って、聞いたことありませんしね。
物欲の強い人
新しいものを買うことは楽しいですよね。
身に付けるものにほとんど興味の無いぼくでさえ、洋服を買えば多少は気分が上がります。
これが、ファッションに興味のある人ならなおさらでしょう。
ファッションだけでなく、コンピュータ関係が好きとか、時計をコレクションしているとか、お金のかかる趣味を持っている人はお金がいくらあっても足りません。
お金は幸せのための道具だと思っているので、満足感が得られるなら使うべきですが、やっぱり使いすぎると生活が苦しくなります。
この物欲のあるなしの差ってどこから来てるんでしょうか?
ぼくは、何かを買うのは「必要かどうか」が判断基準ですが、同僚の1人なんかは間違いなく、「欲しいかどうか」です。
その同僚は、やっぱり貧乏なので、物欲が強い人はある程度セーブしないと、お金で苦労するでしょうね。
物欲が強いことを自覚できているなら、クレジットカードは持たない方が無難です。
こういう人は、後払いを覚えると破産します。
ギャンブルが好きな人
お金を賭けた勝負事の好きな人は、お金のない人が多いです。
基本的に賭け事は、プレイヤーが勝てる様にはできていないので、普通に接していればお金を失います。
投資の一つとして、まじめにやれば、お金を増やすことも可能ですが、ギャンブルを純粋に楽しい、好きと思うような人は、絶対にお金がなくなります。
ぼくの父はまさしくこのタイプで、会社で出世したのでマシでしたが、これで低所得者だったらと思うと、恐ろしいです。
仕事ができない人
仕事ができないというと、能力の問題ですが、ここでは、仕事をする気がない人といっておきます。
よく、就職したくてもできないみたいな話や、行く会社行く会社すべてブラック企業みたいなこともよく見聞きしますが、そんなに運の悪い人も珍しいと思います。
やはり、そうなるにはそれだけの理由があると思いますし、低所得の会社にしか就職できないのは、今までの努力の仕方や絶対量が足りなかったのだと思います。
年齢を重ねてしまうとやり直しが難しくなるので、若いうちはある程度仕事を真剣に考えて、それなりに努力することをお勧めします。
収入が少ないと、そもそも使えるお金も少ないので、使い方どころではありませんから。
おわりに
お金は使うためにあるわけで、使い方もその人の自由です。
でも、お金に困る人は、やっぱり無駄な使い方をしているものだと思います。
清貧という言葉のように、貧しさと人間性を結びつける文化もありますが、世の中はお金がないと不便なのは事実で、余計な心配もしなくてはいけません。
入ってくるお金を増やすことも重要ですが、出て行くお金も見直してみると、たいがい無駄の傾向は決まっているものです。