今週の競馬は、結局当たりは取れませんでした。
土曜日は対象レースが2つ
片方はかすりもしないで、もう片方は軸馬が当たりましたが、ヒモが狂ってスルーでした。
日曜日は、対象レースにするだけの条件が揃わなかったので、馬券購入は見送り。
結局土曜日に投資した1万5千円の負けで確定しました。
競馬をする人は、基本的にギャンブル好きで、日曜日のレースを残してスルーすることはないと思います。
しかも、土曜日に負けていれば尚更でしょう。
ただ、買わなくていい場面で買わないことは、この先競馬で結果を残すためには必要なことだと思います。
ここでは、馬券で妥協したときのデメリットについて紹介します。
馬券はデジタル化することが最初の一歩
ただの競馬ファンなら、好きなレースを好きなように買えばいいのですが、勝ちを目指すなら、競馬をデジタル化する必要があります。
感情に任せた馬券購入をすることは、デジタル化することを阻んでしまいます。
その買い方が正しいのか、間違っているのかはわかりませんが、まずは、自分の買い方、条件を明確にしましょう。
その上で、決めた買い方、条件は変えずに継続してください。
そうしないと、どこかの時点で続けてきた買い方、条件を見直すとき、正しいかどうかが判断できなくなります。
デジタル化を阻む要素
馬券を当てたいという欲求
馬券購入対象のレースや馬は、人によって異なると思います。
競馬はパチンコ・スロットと違って、生き物が対象なので絶対に正しい買い目というのは存在しません。
※ただ、明らかに人気の被った馬を中心に買うことや、断トツに人気のない馬ばかりを狙うことは、過去のデータや馬券購入者の心理などから、かなり高い確率で間違いです。
それでも競馬を投資の対象として、継続的に続けるなら、最も避けたいのは、アナログ的な馬券購入です。
例えば、
1番人気の単勝が1点台だったらそのレースは買わないと決めていたのに、他にめぼしいレースがないから、ちょっと買ってみよう。
牡牝混合のレースでは、牝馬で場体重が420Kgを下回る馬は購入対象にしないようにしてきたのに、厩舎コメントが強気なので今回は買い目に入れた。
これらは、
「馬券を当てたい」
という欲求からきています。
出馬表や競馬関連の記事を読むと、ついやってしまいますが、競馬で勝ち馬を予想するのは意味がありません。
馬券を当てるための欲求を持たないように心がけましょう。
その日の収支を気にしない
競馬だけでなく、パチンコもスロットも、あらゆるギャンブルで負ける人の特徴は、短期的な発想です。
パチンコを打ちに行って、羽根物で1万円負け、その後パチスロを打って3万円負け、最後に負けた4万円を取り戻すために、デジパチのパチンコで大勝負というのが良くある流れです。
確率の問題なので、稀に負けが帳消しになったり、大きく勝つこともあるでしょう。
とてもドラマチックな展開で、次の日に自慢したくなるかもしれません。
でも、これはその時の結果でしかありません。
馬券購入で言えば、負け続けたその日に、最終レースで大勝負をすることがこれに該当します。
それまで自分の決めたルールを守って馬券を買っていたのに、負けて終わるのがイヤだったので、妥協して最終レースで馬券を買ってしまう。
競馬はこの先も続きます。
そこで無駄なお金を使うのではなく、別の機会に決めたルールの上での投資にしましょう。
保険をかけない
決めたルールでは対象にならない馬で、いかにも外さないような馬。
最近だと、一流の騎手が乗る場合でしょうか。
例えば、1番人気のルメール騎手は、ほとんど鉄板に近いため、無条件に買い目に入れたくなります。
最初の馬券を当てる発想に被りますが、外すのが怖いので、保険の馬券を買ってしまうのです。
1番人気のルメール騎手だと、3着内率が5割程度で、1番人気ならもっと高い数字になります。
かなり高い確率で、
「買っておいて良かった」
となるわけですが、これをするとかなりの確率で、
「競馬は勝てない」
となります。
誰もが考える馬券は、その時点で負ける馬券です。
いい思いをした回数ではなく、最終的の儲かっているかが重要です。
もちろん、ルメール騎手=負けということではなく、期待値の低い馬券は、堂々と購入を見送る必要があるという話です。
買い目を増やせば、その分投資も嵩むので、外れた時の損失も大きいですし、当たった時の返しも少なくなりますからね。
まとめ
久しぶりに競馬で買い目のない日があったので、気になったことを記事にしてみました。
パチンコ・スロットもそうですが、ギャンブルで勝つには、きちんとした理論と自制心が不可欠です。
ルールにしたがって行動できるようになれば、自分のどこが間違っているかを正しく反省できます。
結果が出ないときには、それまでを見直して、より正しい方法を試せますが、一度でも例外を作ると、曖昧な反省しかできずに、ステップアップもできません。
ギャンブルに依存しないためにも、日ごろからギャンブルを楽しむのではなく、あくまでお金のための手段と考えて、自分のルールを作って、きちんと守りましょう。