仕事帰りにパチスロを打ってお小遣いを稼ぐ。
そんな習慣が生活の一部になっている人も多いと思います。
パチスロはギャンブルとは言いながら、理論さえ理解して正しく打てば、確実に儲かるありがたい存在です。
しかし、最近はこの状況に陰りが見えています。
別記事でも紹介していますが、6号機になってからというもの、打つ台がなくて稼げない状況が続いています。
パチスロで打てる台がないことが増えてきた 対応策を考える
この記事では、パチスロを副業としている人、これからパチスロで勝ちたいと考えている人に向けて、リアルな現状を紹介します。
6号機は止めどきがわかりやすい
まず、最近のホール状況で深刻なのは、打てるレベルの台が見つからないことです。
5号機時代には、機種の特性的に、わりと中途半端に止めてくれるプレイヤーもいて時給を下げる覚悟ならなんとか打つ台も見つかりました。
でも、5号機が少なくなっている今の状況では、6号機に狙いを定める必要がありますが、6号機は悪い意味で止めどきが明確です。
簡単に言えば、即ヤメしやすい機種がほとんどで、初心者のレベルでも、AT,ARTを消化した後は、ベストなタイミングで止める人がほとんどです。
6号機の名機(だと思う)、「リゼロ」も、導入直後は200ゲームのゾーンを抜けて止める人もいましたが、今はせいぜい30ゲームほどで見切られている台が大半です。
5号機のゴッドシリーズのように、「いつ当たるか分からん」というゲーム性の台は6号機にはなく、当たれば一気に回収できる期待も薄いので、リスク回避の意味でもやめ時が守られているようです。
待ち時間がもったいない
5号機時代にも打てる台がない状況はありましたが、店舗移動や時間つぶし、ボーダーラインの妥協でなんとかなってきましたが、最近はこれらを駆使しても打つ台が見つかりません。
休日に丸一日時間があっても、打てるレベルの台を数台も拾えないという状況も普通です。
究極的にはプラスマイナスゼロくらいの台なら打てるでしょうが、パチスロを副業としているなら時間と労力のムダです。
今は、スマホなどのネット関連のコンテンツやパチンコホールの休憩スペースも充実しているので、時間つぶしはできますが、下手をすると、休日に漫画を読みにホールに行くという、皮肉な結果になりかねません。
特にここ最近の状況では、打つ台がない事が標準で、時間の浪費だったという結果が多すぎます。
現状では年間収支100万はハードルが高い
パチスロで稼いでいる人は多くいますし、中には生活できるくらい収支を上げる人もいます。
まだまだ稼げると豪語する人もいて、そういった意見を信じたくなる気持ちも分かりますが、現実はそこまで甘くないと思います。
5号機もまだ少し残っていますし、6号機にも稀に期待値の高いゲーム数の台を見かけることもありますが、確実にその機会は減っています。
僕は、1年ほど前には月の目標として10万円、年間で100万円を基準に副業として目標を設定していましたが、現状では100万円どころか、その半分も怪しい状況です。
もちろん、足を伸ばすホールを増やしたり、設定状況の把握を緻密にするなど、努力次第では達成も可能かもしれませんが、僕のポリシーとしては勝つために過剰な努力はしたくありません。
少なくとも、本業をおろそかにしない上で稼げなくては、何のための副業なのか分かりません。
パチスロで稼げますということは事実ですが、具体的に年間100万円儲かりますというのはちょっと憚られます。
将来性も怪しい
パチスロの射幸性については年を追うごとに低くなってきていて、何年も前から喰えなくなる可能性は考えていました。
コロナの影響で思ったより早まった印象ですが、遅いか早いかの違いで、いずれ完全に稼げなくなるのは間違いないでしょう。
もちろん、月に1万円も稼げないとか、全員が平等に負けるといった状況にはならないと思いますが、生活できるレベルや副業として魅力的という存在でなくなるのは時間の問題です。
これはパチンコも同じで、パチンコが表向き、「ギャンブル」でなく「遊戯」として扱われる以上、避けられないことだと思います。
個人的にはいつまでもこのコンテンツに執着して共倒れするのは愚かなことだと感じています。
まとめ
パチスロの現状について今の考えを記事にしてみました。
僕は状況に合わせてホールに行っていますが、ここ数ヶ月は確実にパチスロを打つ機会は減っています。
一番危ないのは、稼げているけれど、どこかギャンブル依存の傾向のある人で、なまじ稼げた実績のある人ほど、執着してしまうので注意するべきです。
ギャンブルを副業にすすめている一方で、稼げないなら魅力はないわけで、遊びであるがゆえに割り切りは必要です。
今の状況では、少なくとも、だれかに薦められて新たにパチスロを始めるのは止めておくべきだと思います。
パチスロに手を出すなら、バンバン稼げる副業という見方は止めて、ホールを覗いて、運よく打つ台があるといいなくらいの付き合い方が良いのかなと思います。