勝てないと悩む人が多いのは、たぶんパチンコです。
借金で苦しむ人が多いのもパチンコをメインにしている人だと思います。
勝てないならやめてしまえばいいのですが、どうしてもギャンブルがやめられないなら、スロットに鞍がえするのも一つの方法です。
ここでは、パチンコで勝てないと悩んでいる人に向けて、パチンコが勝ちにくい理由とスロット転向のお勧めを記事にします。
目次
難しそうなスロット
パチンコしかしない人にとって、スロットは難しそうに感じませんか?
僕もパチンコから始めたクチで、当時、スロット自体は知ってはいましたが、自分でプレイする気は起きませんでした。
やったことがないので、どうやったら勝てるのかよく分かりませんし、7が揃えられなくて恥ずかしい思いをするかもしれないと思うと、敬遠してしまっていました。
スロットに比べて、パチンコは玉を打って待っているだけなので、ゲーム性は簡単ですよね。
機種によって、微妙に打ち方は変わりますし、スペックにも違いがありますが、当たりを待つという基本に違いはありません。
スロットは、子役の取りこぼしや天井機能、ゾーンなど、知っていないと損をする情報が多く、打ち始めまでに勉強しないと怖くて打てないという気持ちになってしまいます。
実際、完全な初心者の方の隣に座ったことが何度もありますが、天井まで10ゲームというところでやめようとした人や、AT中の目押し(2色のどちらか/Re:ゼロ)で取りこぼしまくっていた人がいました。(ちゃんと教えましたよ)
ただ、こういった問題は、難しそうでも一度覚えてしまえばなんてことはありませんし、むしろ、スロットのハードルはこれだけです。
難しいというのはある意味正解ですが、それは表面的なもので、「難しい」=「勝てない」ではありません。
簡単そうなパチンコ
逆にパチンコは簡単ですよね。
玉を打って、スタートチャッカーに入ると抽選が一回受けられて、後は当たるか外れるかを見守るだけです。(デジパチ)
単純なゲーム性なので、覚えるのも簡単で、知っていないと損をすることもほとんどありません。
スロットでは、打ち方が分からないとか、目押しができなくて7を揃えられない人などは良く見かけますが、パチンコの打ち方が分からないという人はほとんど目にしません。
誰でも楽しめるというのはパチンコのメリットですが、単純というのは、違った見方をすると工夫するポイントが少ないということでもあります。
「簡単」=「勝ちやすい」ではないのです。
スロットとパチンコの技術介入
「技術介入」なんて言葉を使うと難しく聞こえますが、要は勝つための方法です。
スロットはゲーム性がパチンコよりも難しそうですが、実はゲーム数を見て、打ちはじめと打ち終わりのセオリーを守れば、誰でも勝てる(負けない)ようになります。(天井機能付きの機種だけですよ。)
逆にパチンコは、単純なゲーム性ですが、勝つためには、かなり細かい技術を駆使する必要があります。
パチンコの勝ち方の基本は、1発1発の玉の節約で、打っている間は常に気を遣う必要があります。
それこそ、スロットは、ゲーム数のセオリーさえ守っていれば、スマホをいじっていようが、小説や漫画を読みながらだろうが問題はありませんが、パチンコはそうはいきません。
スタートチャッカーのオーバー入賞を避けるために、画面を見ていなくてはなりませんし、大当たり後もラウンド間の玉を節約するために止め打ちが必須です。
ゲーム性に反して、パチンコは勝つためのポイントが、多い代わりに効果が低く、決して素人向けとは言えません。
お店の状況
パチスロに設定があることは良く知られていますが、天井狙いは原則として設定「1」を基準にしています。
つまり、設定「1」でも勝てる計算を元に打つので、お店に置いてある台が、すべて設定「1」でも勝負になります。
もちろん、結果的に打った台が設定「1」でない場合は、収支は良くなるだけで、損はありません。
パチンコについては、状況がかなり厳しいです。
パチンコの設定にあたるのは、「釘」の調整ですが、どのお店も適当に打ってプラスになる調整にはしません。
昔は、イベント日などにとんでもなく回る台が見つかりましたが、今ではそんな台はほとんどお目にかかれません。
今の調整は、基本的に均等に少し勝てないくらいの調整で、台選びだけで勝てる見込みはありません。
それなりに儲けようと思うと、台選びに加えて、止めうち、ひねり打ちを駆使して、ようやくといった感じで、継続して勝つにはかなり苦労します。
スロプロは多いけれど、パチプロは少ない
継続的に収支がプラスの人をプロと呼ぶなら、スロットではお店に行けば何人も見かけます。
打ち始め、やめ時を観察して、その人の貯玉の数が分かれば、その人が勝ち組なのか、負け組みなのかはすぐに分かりますから。
昔はスロットで勝てるのは若い人と相場が決まっていましたが、最近は中年の人でもかなり勝っている人も見かけます。
一方のパチンコでは、継続的に勝てていると思われる人はあまり見ません。
パチンコも、台選びや打ち方を見ていればその人の実力はある程度わかりますが、保留3個止め位はともかく、ひねり打ちや時短中の止め打ちをしている人はほとんどいません。
これは、パチンコというギャンブルの勝ちにくさを現していると思います。
パチンコが簡単に勝てるなら、それなりの人が多く流入してくるはずですから。
プロが少ないという事実は、パチンコがそれだけ勝ちにくいという証明です。
パチンコで勝ちたいというのは、わざわざ難しいことをチャレンジしているのと同じ
パチンコにプロが少ないのに、なぜあなたはパチンコにこだわるのですか?
元から勝てる見込みの少ない分野で勝てないと悩んでいるなんて、おかしなことです。
僕の個人的な体感ですが、パチプロの難易度(勝ちにくさ)を「1」とすると、パチンコは「5」くらいでしょうか。
ついでに競馬は「20」くらいです。(あくまでイメージです)
おそらくあなたは、パチンコのゲーム性が単純で楽しいせいで、なんとなく続けているのでしょうが、勝てないなら、やめるか工夫するかが必要です。
パチンコは、効果の低い工夫を何度も積み上げて収支をプラスに持って行きます。
パチンコが好きという人は、あまり難しいことを考えたくないという性格が強いのだと思いますが、そんな性格でパチンコの勝ち方を覚えて実践するのは、かなりハードルが高いと思います。
あなたは、大当たりのラウンドごとにひねり打ちや止め打ちができますか?
期待収支を確認するために大当たりのラウンド振り分けを記録したり、打ち込みの回転数をカウントする根気があるでしょうか?
スロットで勝つための「面倒くささ」を「1」とすると、パチンコのそれは「10」くらいでしょうか?(これも個人的な体感です。)
こう言っては失礼ですが、毎回パチンコを適当に打って、「当たれ~!」、「当たった!うれし~」、「外れたっ!クソがっ!」なんて、一喜一憂しているあなたが、パチンコの勝ち方を正しく身に付けられるとは思えません。
ギャンブルで負けない程度に続けられている僕でさえ、パチンコオンリーで勝ち続けるのは難しいと思うので、あなたがそれを実現できるとは到底思えないのです。
パチンコが、かなり勝ちにくいのは事実ですから、そんな場所で悩むくらいなら、ハードルの低いパチスロを覚えた方が可能性はあるでしょう。
さいごに パチスロで勝てないならギャンブルで勝つのは無理
パチスロで勝てる人なら口を揃えるでしょうが、パチスロはギャンブルとは言えません。
誰でも勝てますから。
最近は、勝ち方が一般的に知られて、不利なゲーム数から打ち始める人が減ったせいで、「打つ台がない」という状況が増え、収支が伸びない事態が悩ましいですが、理論的には、負けないことは可能です。
「パチスロを打ちたい」という感情を抑制できれば、必ずプラスになるのがパチスロで、ここには、技術なんて必要ありません。
パチンコで勝てない人は、最後の砦としてパチスロをしてみて、そこでギャンブルをやめるか、続けるかを決めてみてはどうでしょうか?