ライティングの仕事を少しずつ進めて、数人のクライアントさんからの受注件数が10件(全部で50記事くらい)ほどになりました。
副業の紹介では必ずといっていいほど挙げられるライティングの仕事ですが、やったことのない人にとっては、実際のところ稼げるのかどうかが興味のあるところだと思います。
ここでは、ライティング業の駆け出しである、僕の感じる副業としての可能性について書いてみたいと思います。
時給300円
いきなり結論ですが、ライティングの仕事は儲かりません。
こんなことを書くと、今からやってみようと思う人の希望を打ち砕いてしまうかもしれませんが、これは事実です。
プロ並みの技術と知名度があれば儲かりますが、ライティングの実績のない初心者は文字単価が安いので、いきなり時給2000円というわけにはいきません。
僕の場合、かなり筆(タイピング)が遅いということもありますが、安い単価案件だと時給にして300円程度しか稼げないこともあります。
クラウドソーシングに登録、その月の稼ぎが10万円なんてことはあり得ないので、その点は理解しておきましょう。
稼げない理由
普通、時給300円だと、
「やってられん」
「儲からない」
となりますが、僕の考えは少し違います。
稼げない理由はライティングの仕事なのか、自分のスキルどちらでしょうか?
少なくとも、副業ライティングで月に10万円以上稼ぐ人もいるわけで、僕が稼げないのはやはりスキルの問題と考えられます。
そもそも、スキルの必要な副業で最初の段階で稼げないと判断してしまうのは、考えが甘いと思います。
あなたがしている本業でも、新入社員が30年のベテラン社員と同じ仕事はできないはずですよね?
ライティングも同じで、駆け出しの時点で稼げないのは当たり前と思っておきましょう。
実績を積む期間が必須
僕が利用しているクラウドワークスを例にすると、仕事を受注するにはそれなりに実績が必要です。
というのも、実際に登録してみると分かりますが、個人プロフィールに受注件数や承認率、クライアントからの評価点数(平均)が載ります。
あなたが仕事を依頼する側だとして、受注件数がゼロの人をわざわざ選びますか?
やっぱり受注件数が多くて評価の高い人に惹かれませんか?
一つの案件に応募している人のプロフィールを比べると単価の高い案件ほど実績のある人の割合が多くなっています。
そして、この実績を得るにはどうしても時間と労力が必要になります。
ひとまず、初心者は数多くの仕事をこなして、クライアントさんからの高い評価をもらうことが大切です。
ブログ運営していると有利?
プロフィール作成のコメントにブログ運営していること(URLも記載)を載せてから、比較的高い単価(といっても1文字1円ですが・・)の案件でも声がかかるようになりました。
気のせいかもしれませんが、ブログ記事の受注にはある程度ブログのことを理解している人が有利かもしれません。
もう一つ、ブログ運営の実績と同時に「ワードプレス」経験者も有利だと思います。
ワードプレスにダイレクトに執筆する募集案件もあるので、クライアントさんもこの説明の手間を省けるのはありがたいはずです。
単価の安すぎる案件は避けるべき?
初心者で失敗しがちなのは、自信がないからといって、文字単価が0.1円なんていうとんでもなく低単価の仕事を請けることです。
安い単価だと質の低い記事でも安心と思いがちですが、人間の性格的に手を抜きまくることはできません。
結果的に時給換算で100円とか200円とかいう割に合わない仕事をするハメになるので、極端に安い仕事は避けたほうがいいでしょう。
ただ、とにかく記事を量産して実績の数字を作りたいなら、最初の内は低単価でも割り切りで請けるのはアリかもしれません。
他のクラウドソーシングとの併用
僕はクラウドワークス以外にもアカウントを作りましたが、そっちは開店休業状態です。
先ほどのように、仕事の受注には実績が必要で、副業で取り組んでいるため、複数サイトの仕事をこなせるほどの時間と労力がありません。
時間が有り余っている人なら問題ありませんが、自分に合ったクラウドソーシングを一つに絞ったほうが効率はいいでしょう。
文字単価1円以上の仕事を早くこなせるなら儲かる
最初に儲からないと言っておいてなんですが、文字単価1円以上の仕事をコンスタントに受注できれば、まずまずの時給になるはずです。
もちろん、文字単価が上がれば要求される質も高くなり、あまりいい加減に仕事をすると評価も下がってしまうでしょうが、2000文字を1時間で完了すれば時給2000円ですから、その辺のアルバイトよりは効率的です。
これは推測ですが、クラウドソーシングのライティングで稼いでいる人は、実績を積んで文字単価1.5円とか2円の仕事も多く受注しているはずです。
単純に考えて、1文字2円なら2000文字を1時間で4000円ですから、相当儲かりますよね。
ライティングは不労所得ではないので、限界はありますがスキルと実績次第では儲かるポテンシャルは秘めています。
まとめ
初心者が感じたライティングの副業としての可能性についてでした。
特に資格が要るわけでもないので、実力さえあれば稼げますが、相手のいる仕事なので、いくらスキルがあってもそれが証明しなければなりません。
稼げるようになるまでにそれなりに時間が必要なので、ライティングに興味がある人は、とにかく早いうちにアカウントを作って仕事をはじめることが大切です。
限界はありますが、実績さえ積んでしまえば安定した収入になるはずで、わりと儲かる副業といえます。
それに、本業以外にライティングという仕事を持っているのって、なんとなくカッコいい気がしません?